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貴方のQ&A広場
戒名関連Q&A

皆様から寄せられた質問や疑問点と、その答えをご紹介致しております。
皆様のご参考になれば幸いです。


戒名関連Q&A】

【Q1001】 よく戒名の中に『院』というのがあるのは見ますけどうちのばあちゃんは『室』が入ってて、院じゃなかったんですよ。『室』にはどういう意味が入っているのでしょうか?
【A1001】  「室」ですがこれは「妻」の意味を持ちます。ですので「○室×△」などとなっていれば○の部分には、夫であるおじいちゃんの戒名にちなんだ一文字が使われているのが普通です。そして×△が戒名本体でそれ以下の信女とか大姉などは位号と呼ばれるものです。ちなみに「院」は院号といい「□☆院○室×△大姉」のようにつけられます。
【Q1002】 1度戴いた戒名は変更は不可能でしょうか?
【A1002】 ケースにより難しい事も有りますが、一般的には可能です。宗派宗門やお寺の方針・住職の考え方等によって多少異なりますが、基本的は仏弟子につけられる新たな呼称で、普通は菩提寺やお世話になったお寺の住職につけて頂きます(戒名の付け方は大体決まっており、後はお寺への貢献度や信心の度合いにより決まります)。ですので頂いた本人や家族親族の好き嫌いで決まるものではなく、ほとんどが住職の一存という事になります。ただし、戒名の種類によっては本山の許可が必要なものもあり、手間も費用も多分にかかります。
 最近では予期せぬご不幸によりお亡くなりになる方が多く、又お寺との付き合いも疎遠になっていること等から、生前の授戒は少なく、お葬式の当日に受戒される方がほとんどで、後になって宗派や戒名のトラブルがおこる事も珍しくなくなってきました。御質問内容からだけでは不明な点が多くここでは確かな事は言えませんが、宗派を変えたり、菩提寺(お世話になるお寺等)を変える事で戒名も新しいものにする事ができます。
 又お寺は変えなくとも事情により新たな戒名をいただく事は出来ますが、いずれにせよそれなりの出費は覚悟する必要があります。
【Q1003】 戒名とは生前の人となりを言い表したものと解釈しています。先祖の戒名をみてその人となりを偲んでみたいのですが、その見方を教えてください。
【A1003】 一口に戒名(浄土真宗では「法名」)といっても宗派や時代背景、ご住職の力量などにより、戒名にこめられた本来の意味合いが違ってきます。しかしながら、基本法則のようなものはありますのでこれを手ががりに大体の意味を推測する事は可能です。
 宗派を問わず共通と思われる法則としては
 1.戒名に使用する文字は経典の中にある文字を使用する(仏教用語も多くみられます)
 2.戒名の本体(法号又は名号といい、2文字)に故人の俗名に含まれる文字を一文字使用する
 3.道号がある場合(宗派によります)季節感を表す文字や故人の人柄、年齢(どれくらい長生きしたか)、故人の俗世の地位等に関する文字を入れる
 4.院号がある場合「3.」で入れられなかった文字(数が限られていますので)を補填したり、お寺への貢献度を示すような文字を使用する。
 5.位号(現在の浄土真宗ではつけない)はご存知の通り信心深さを現す称号です。
 等があります。どの様な文字を使用しどのような意味付けを行うかは、授ける住職によります。
【Q1004】 戒名を頂いたのですが希望とは違い「・・・信女」でした。その上の戒名をお願いしたのですが頂けなかったのです。理由は「いままで、ここのお寺はいい名前を出しすぎています。私は誰にでもいい名前を出す気はありません。お寺に貢献していないから・・・。これから先お寺に貢献したら戒名は替えれますから」と言われました。貢献ってなんだろう・・・
【A1004】 戒名というものは本来は死者に与えられる名前ではなく、生前に仏教教団に入って戒律を守ることを誓った者が俗名を改め、授けられる物です。在家の場合は受戒会に加わった者がうけ、戒をうけ仏法に帰依した者に対する名前です。(最初は戒名、法名も同じように考えられていましたが、真宗では戒を説きませんので、真宗が広まると法名をたてました。ですから真宗では戒名といわず法名といいます。)
 最近では、どんな戒名をつけて頂けるかは価格により決まるように思われますが、上記のように本来は生前に頂くものであり、お寺や宗派への貢献度により決まります。しかし現在お寺や宗派と縁遠く生活する我々には、お金の御布施により戒名を頂く事はいたしかたの無い状況といえます。ただし、故人様にとっての戒名は上下の格差があるわけではなく、高い(良い)戒名を授かったから成仏できるというものではありません。問題は遺族の考え方(見栄や立場)であるといえます。
 尚、戒名の形式やつけ方・意味についてはこちらをご覧下さい
     ⇒ http://remain-s.hp.infoseek.co.jp/kaimyou/kaimyoukiso01.htm
 現状をみますと、死んだ後に形式的に戒名をつけて供養を施すことが殆んどですが、これは正常の姿ではないということをご承知おきください(ちなみに既に私も戒名はいただいております)。
 以上を考えますと戒名とは信者の希望により選べる物ではなく、仏弟子たる僧侶の思慮の下、授かる物と言うことですので、お寺さんのおっしゃることが正道と言えます。
 もし、良い戒名をつけて頂きたければお寺へのご本人自身の貢献(金品に限らず長年にわたる労働・奉仕や付け届け他の孝徳を積むこと)をすることが考えられますが、現実に亡くなってしまっている方にとっては遺族によって行われる金銭による貢献が一番早い解決法となってしまいます。ですのでその点をご理解の上、もう一度お寺さんとお話し合いになったら如何でしょうか。
【Q1005】 故人にとって本当に戒名って必要なの?
【A1005】
 戒名(又は法名)は仏教徒にとってのみのものでして通常は仏弟子の証として生前に頂くものです(ですので仏教徒以外には意味がありません)。ちなみに私も一応曹洞宗の戒名を頂いております(釈迦の思想は認めています)。
 現状をみますと、死んだ後に形式的に戒名をつけて供養を施すことが殆んどですが、これは正常の姿とは言いかねます。現在の日本人の宗教ばなれと何でも金銭で解決しようとする姿勢をかんがみて、お寺としては運営資金不足を補うため仕方ないとしても、これが進んでいけば益々宗教ばなれが加速することになります。そういう意味からも当サイトは戒名が必要な方に手軽に提供できる道を開拓してきました。
 さて、現在は葬送の仕方も自由になり宗教にとらわれずに散骨したり宇宙に打ち上げたりと様々な形が存在します。又戒名(又は法名)も必要がない方には無用のものといえます。
 ですので、故人様の尊厳を守るという事を一言で言うと、遺族の方が自信と思いやりを込めて亡き人の心を大切にするということであるといえます。今までの習慣的な儀礼にとらわれず故人様をお祀りしていく方策があるはずですので、むやみに形式にこだわらず、じっくりと自分なりの供養をしていってください。
【Q1006】
【A1006】


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